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上町 達也
1983年岐阜県可児市生まれ。
金沢美術工芸大学卒業後、株式会社ニコンに入社し、主に新企画製品の企画とデザインを担当する。
3.11をきっかけに、モノの背景にある価値の異常な消費サイクルに疑問を抱き、今一度価値を丁寧に手渡し合えるような世界を取り戻すことを目指し、2013年secca inc.を設立。
数ありきではなく、一つひとつのモノが生み出す価値ありきでものづくりの可能性を見つめ直す。現在、secca独自の経営を推進しながら、各作品のコンセプトメイキングを主に担当する。デザイナーとしてはパートナー企業の経営に寄り添ったデザインコンサルティングを行う。
宮田人司氏と孫泰蔵氏が地方都市初のベンチャーインキュベーション事業として設立した「GEUDA」一期生。
金沢美術工芸大学 非常勤講師
上海同済大学、武蔵野美術大学 招待講師 他
柳井 友一 
1983年島根県益田市生まれ。
自然に囲まれた環境で育ち、日曜大工が趣味な父と裁縫が得意な母、仏壇の蒔絵師だった祖母の影響を受け、幼いころからものつくりが日常的な環境で育つ。
高校時代にデザイナーを志し、金沢美術工芸大学製品デザインを学ぶ。その後、(株)JVCケンウッドに入社、音響や光学機器のデザインを担当。
工業デザインを経験する中で「ものの消費のサイクル」に疑問を持ち、歴史に残るものつくりに憧れ陶芸の世界に入る。2012年多治見市陶磁器意匠研究所で陶芸を学びその後、金沢卯辰山工芸工房を修了。
seccaのクリエイティブリーダーとして工房全体の制作を牽引する。
国際陶磁器展美濃 陶磁器デザイン部門 金賞
など国内外のコンペで受賞多数
北出 斎太郎
1989年石川県金沢市生まれ
父は建築士、母は人形作家という環境から幼い頃から色々な素材に触れてモノづくりに親しみを持つ。
高校時代にギターを始め、演奏よりもアーティスト自身を形作る楽器そのものに興味を持ち、弦楽器製作家を志す。
2009年に楽器メーカーの飛鳥に入社しアコースティック・エレキギターの
製作・設計・開発に7年間従事する。
市場に流通する楽器に対してまだまだ発展余地があると確信し、自分の手で新しい価値を作り、音楽をより豊かにしていきたい想いから2016年にsecca inc.へ参画。
楽器ブランドSingular®︎の主宰として、新たな音楽表現を求めるアーティストへの楽器を制作している。
またseccaのプロジェクトにおいても楽器製作の技術を用いたモノづくりを積極的に行なっている。
福永 竜也
1986年兵庫県加古川市生まれ。
中学生の時に向井潤吉の画集を見て美術を始める。金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科環境彫刻修了。専門は石彫や空間全体を創造するインスタレーションであるが、様々な素材や手法を扱う。
2013年から秋田公立美術大学のアーツ&ルーツ専攻の助手として従事。同年から地域芸術祭に関わり、2016~2017年には"かみこあにプロジェクト"のアートディレクター兼コーディネーターとして運営。美術家としては、地域芸術祭のあり方を再考し、住民を巻き込む作品制作へと展開。“記憶に刻む彫刻“というテーマのもと表現活動をしていく。
2018年からデジタルツールが織り成す造形美と工芸技法に興味があり、secca inc.に参画。主にアートピース、陶芸作品の実制作を担当。彫刻技法や工芸技法といった様々なジャンルを横断し、日々表現のための技術を研鑽している。
田渕 寛之
1988年 長崎県佐世保市生まれ。
父は陶芸家。祖父母も陶芸をたしなむ環境でやきものに囲まれた幼少期をすごす。
高校の時にデザイナーを志し、金沢美術工芸大学に入学。製品デザインを学ぶ。卒業後、川崎重工業株式会社に入社。国内外のオートバイ、ジェットスキーのカラー/グラフィックデザイン及び、これらのローカライズ戦略を担当。様々な国の多様性に触れるきっかけとなる。
2017年 日産自動車株式会社デザイン部に入社。自動車の内外装に用いられる色、素材、質感のデザイン(CMFデザイン)の先行開発に従事し、知見を深める。
2018年に、自身の知識を工芸やアートの分野でも発揮すべくsecca inc.に参画。色や素材の観点からアイデアを展開しながらプロジェクトマネジメントを行なっている。
2009年 FUJITSU モバイルフォンデザインアワード 審査員特別賞
今西 康暢
1984年 京都府南丹市生まれ。
車いじりや、モノづくりが趣味の父の影響を受け、美大進学を決める。
金沢美術工芸大学卒業後、伸晃化学株式会社に入社し、医療用プラスチック用品のデザイン~設計まで担当。
デザインの知見を広め、スキルを伸ばしたいと考え、2017年3月からsecca inc.参画。
現在は主に、樹脂製品のデザインを中心に各種デザイン業務と、アート作品の構想を具体的に形にする設計部分、
Freeformでの3D編集などを担当。
川崎産業デザインコンペ 優秀賞
越前市オリジナルナンバープレートコンペ最優秀賞 等
石川 勤
1984年 石川県加賀市生まれ。
東京大学工学部卒業後、世界最大の消費財メーカー Procter & Gambleに入社し、約10年間Finance&Accounting部門配属で勤務。日本での工場や営業企画での数年間の経験後、シンガポールに転勤。ほぼ日本人以外の人たちに囲まれながら、アジア全体の消臭剤・台所用洗剤の経営戦略に携わる。その後、帰国し日本CFOの右腕として、日本全体の営業企画や物流改革に従事。その後、“自分の手で、ものづくりをしたい”と一念発起し、自分の親の会社である石川樹脂工業株式会社に参画。
現職では、永く使える環境負荷の低いサステナブルな商品開発や、前職での仲間と一緒にマーケティング、大学時代の恩師と一緒に新素材の研究、ロボットを用いた工場の生産性改革など会社全体の新規事業、研究開発、コスト改革、組織づくりなど経営全般を担当。
水上 絵梨香
1997年 富山県氷見市生まれ。
金沢工業大学在学中、secca incがプロダクトデザインを担当する石川樹脂工業株式会社にてPlakiraのInstagramを活かしたマーケティング施策などを経験。その後、石川樹脂工業株式会社に入社し、現在は食器ブランドARASの商品開発からローンチまでのプロジェクトマネージャーおよびマーケティングを担当。自社ECサイト、Amazon等の売上増加のECマーケティングも行う。
矢田 朋未
デザイン制作会社勤務を経て渡欧。コペンハーゲンでアパレルブランドのビジュアルチームやデザインオフィスで活動。2018年より帰国しフリーランスでグラフィックデザインとイラストレーション・ドローイングを中心に活動
山中 沙紀
1989年 愛知県北名古屋市生まれ。
京都大学経済学部卒業後、P&Gに入社し、経営管理部門にて工場の設備投資分析や中長期ビジネス戦略立案を経験。のち、COTY社のマーケティング部門にて、グローバル全域に向けたヘアケア商品の企画開発をリードしながら、日本市場に向けたプロモーションを企画。
その後、企業の大小問わず、より多くの業種のマーケティング支援を行いたいという思いから、フリーランスとして食品・食器・化粧品・SNSアプリなど幅広い企業のマーケティング戦略立案を経験。
2019年よりマーケティングアドバイザリーを行うBloom&Co.に参画しながら、secca inc.のデジタルマーケティング・海外展開などのサポートを行う。
石向 洋祐
1990年 山形県鶴岡市生まれ。
東京造形大学映画専攻卒業。映像制作会社勤務を経て、2016 年 POOL inc. に参加。
クリエイティブディレクションから、企画、映像演出、ブランディングまでコミュニケーションデザイン全般を手がける。
領域にこだわらずそれぞれのブランドやプロジェクト、クリエイティブにおいて一番いい方法を模索し提案する。
主な仕事に、TOYOTA「YARIS CROSS 」のTVCM、 経済産業省の未来構想「空飛ぶクルマ」、朝日新聞など多数。 また数々のスタートアップ企業のコミュニケーションデザインやブランディングも行っている。