string(10) "instrument"

Singular G1_CC

Instrument Type Solid Guitar
Number of Strings 6
Body Japanese Cedar (Compression)
Neck Roasted Maple
Fingerboard Ebony
Nut wide 43mm
Scale Length 324mm(25.5 inch)
Number of Fret 24
Joint Bolt On with Silzin Bronze Plate
Position Marks Singular Bar Positions
Pickups Bartolini Humbucker on Nume Leather,Babera piezo pickup
Machine Hea Gotoh® SGL510 MG-T
Bridge Singular Handmade Brass bridg
Electronics Vol(push, pul)/Selector/Tone
Rod cover NFC Warranty Tag
Finish & Colo Matt Urethane
Dimension L970 x W300 x D80(mm)
Weight 3.6 kg

人が通常ギターを弾く時は常に体の一部分に触れている状態となる。
演奏時に体が触れる部分をより心地よいものにリデザインすることで奏者と楽器との親和性を高め、奏者により多くのインスピレーションを作り出すきっかけとなってくれるようにと意図したデザインであり、Singularが金沢で製作した最初のモデルである。

ボディ、ネックに使用されるメインマテリアルとヘッド、指板に使用されるエボニーの2トーンの素材を基本デザインとしている。
ボディシェイプは奏者の体とフィットさせ一体感を得られるような3次元曲面で構成されており、楽器自身が有する振動(鼓動)を奏者に感じさせるためにブリッジから端面にかけて薄くなっている。
ポジションマークは独自にバーポジションをデザインし一つの要素でメインポジションとサイドポジションの2つの役割を持つ。
ピックアップには本革を使ったカバーを使用しており、奏法上で指をおくときに触れる指先のアタりをよりストレスのないより自然なものにするなど随所にSingularの特徴が散りばめられている。

古から私たちの暮らしに馴染み深い杉材は楽器素材の側面で言えばしなやかで甘くメロウな音質であり、音を伝達させる音響的機能性と視覚的に美しいと感じられる真っ直ぐに伸びた柾目が特徴である。
これまで楽器の一部として使われてきた歴史はあるが、強度と加工性の課題があり大部分に取り入れることは難しかった。
日本で築き上げられたテクノロジーによって生まれた圧縮杉は強度の向上に加え、杉の特徴を進化させた独自の意匠を持っている。また密度を有しながらも多孔質であるためアコースティックな音質を兼ね備えている。

楽器という媒体を介して特有の素材特性を感じられるとともに長く使うことでさらにその表情は進化し個性を生み出す。
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