借景をコンセプトに器に三日月型の抜けがある造形です。空間の気配を取り込み
テーブルクロスや背景も器の景色となるよう設計しています。
リング状のリム部分には５つのパターンで凹凸のテクスチャーが施されており、
金型に依存しない製作方法として３Dナイロンプリントで制作した実験的な器です。仕上げは金箔、銀箔、黒漆、朱漆といった異なる仕上げを採用し、その日のコンセプトに合った選択を楽しむことができます。
料理を盛る部分は薄いガラス板を敷き、耐久性を高めています。

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